毛虫皮膚炎に注意しましょう
9月中旬ごろより毛虫による皮膚炎の患者さまが増えています。
皮膚炎を起こすような毛虫は限られており、ドクガやイラガ、カレハガなどガの仲間の幼虫のごく一部だけです。
中でも、皮膚炎を起こすことで有名な「チャドクガ」の幼虫はツバキやサザンカの木に、年に2回、5~6月と8~9月頃に出現します。
木の手入れをしたり、公園で遊んでいて葉に触れた、風などで毒針毛がいつの間にか付着したなど、毛虫に直接触ったおぼえがなくても皮膚炎を生じることが多く見られます。
強い痒みをもつ赤いブツブツとした皮膚の症状には、ステロイド外用薬や、痒み止めの内服薬の処方が効果的です。
自己判断はせず、「おかしい」と思ったら当院までご相談ください。
2012/09/26