花粉症は早めの対策を
2月も終わりに近づき、日中は日差しが暖かく感じる日も増えてきましたが、それと同時に気になり始めるのが春の花粉症です。今回は春の花粉症についてご紹介いたします。
花粉の飛散はいつから?
春の花粉といえばスギやヒノキです。飛び始める時期は地域によって異なりますが、関東地方では既に始まっており、3月上旬~下旬に向けてピークに達します。個人差はありますが、2月中旬~4月いっぱい頃までは花粉症の症状が続くと考えたほうが良いでしょう。
花粉症と風邪の違い
花粉症の主な症状といえばくしゃみ・鼻水・鼻づまりですが、これらは風邪をひいた時にもよく見られる症状です。花粉症の場合、サラサラとした水っぽい鼻水なのに対し風邪の症状では粘り気のある鼻水のことが多いです。その他に微熱程度の熱が一週間以上続いたり、左右両方の鼻づまりに加えて目の痒みもある等といった症状は花粉症の可能性があります。また、当院では採血による花粉症のアレルギー検査も行っており、採血当日から1週間~2週間程度で結果をお伝えいたします。
花粉症は早めの対策が肝心です
花粉症の症状が出る前からお薬による花粉症の初期療法を始めていると、症状の発症を遅らせ、飛散シーズン中の症状をやわらげることができます。また、初期療法は早期に症状を改善させることもでき、結果として処方される全体のお薬の量を減らすこともできます。以前から花粉のアレルギーをお持ちの方も、花粉症の疑いがある方も早めの対策で辛いこの時期を少しでも和らげましょう。
2018/02/20