子どもの「はたけ」について
子どもの顔や体の皮膚に白いシミのような斑点ができる症状を見たことはありますか?
もしかするとそれは、“はたけ”「単純性粃糠疹(たんじゅんせいひこうしん)」という皮膚の病気かもしれません。
“はたけ”は自覚症状がほとんど無い為、気づいたら自然に治っているということも多く、特に治療をしなくても問題はありません。
しかし、顔や体に「はたけ」があると、本人もご家族も気になってしまいますよね。
◇「はたけ」の特徴とは?
・5㎜くらい~大きいものは2~3㎝くらいの円形で白い斑点状のものができます。
・特に顔に症状が出ます。湿疹にあたり、時々痒みが伴います。
◇原因は?
・乾燥
・アレルギー体質
(アトピー性皮膚炎の子どもに出現することが多いということもあり、
アレルギー体質が起因ではないかと言われています。)
◇治療方法は?
・保湿剤で乾燥を防ぐ。
・ストレスをかけない。
・食事をしっかり摂る。
・睡眠(22時~2時は皮膚を治す成長ホルモンの分泌を促進させます。)
基本的にある程度の期間がすぎれば治りますが、その過程で以上のことが大切になってきます。
治療方法としては、肌を清潔にし、保湿することを心がけましょう。
もし、どうしても気になってしまうという場合や「これってはたけなのかな?」とご心配な方は一度ご受診されることをお勧めいたします。
2018/06/04