水虫について その2
まだまだジメジメとした日が続きますね…☔
当院の医師・スタッフともに湿気に負けず!毎日診療させていただいております!!
前回に引き続き水虫についてご説明させていただきます(^^♪
薬の効果的な塗り方は?
顕微鏡の検査にて、白癬菌が発見されたら治療開始です。
効果的に薬を塗って治療していきましょう☺
◆塗布するタイミング
お薬は1日に1回塗布します。
入浴後は皮膚が清潔であり角質がしっとりと柔らかいため 薬が浸透しやすくなっています。
お風呂上がりに塗るのが一番効果的でオススメです✨
白癬菌を頑張って治療しようと、患部をごしごし洗う患者様がいますが 洗いすぎは皮膚を傷つけてしまい、
その傷から白癬菌が角質に侵入しやすくなるため 優しく洗って、水気を切ってから薬を塗布するようにしましょう
◆塗布する範囲
むずむずする部位や赤い部分にだけお薬を塗っていませんか?
実は白癬菌は痒みや皮剥けしている部位意外にも潜んでいます!!
自覚症状がない部分でもしっかりと塗布してあげることが治癒への第一歩です。
白癬菌は床などの環境中に散らばっているため、
片足にしか症状が出ていなくても両足に同じように薬を塗りましょう(^^)/
塗る範囲は足裏全体、足の側縁、指の間、踵。浅履きの靴下くらいが目安です。
◆塗布する量
白癬菌治療薬のクリームや軟膏は人差し指の第1関節分位の量で片足分の量になります。
たっぷり塗布するのではなく、薄く優しく塗り広げましょう。
上記のように塗布すると、両足で1日約1g使うことになります(‘ω’)
10gチューブに入った薬の場合、おおよそ10日間で使い切ることが目安となるため
両足塗布する場合は1ヶ月で30g(チューブ3本)を使用しましょう!
白癬菌治療薬は、刺激がお肌にあわず、かぶれてしまう方がいます・・(´;ω;`)
痒みが増したり、赤みや皮剥けが悪化した際は使用を中止し、相談にいらしてください!
相性のいいお薬を使用し、水虫を治していきましょう!
水虫に関して以上になります。
もしご不安なことがありましたらいつでもご相談にいらしてください(*’▽’)
2019/07/05