ひび、あかぎれ治療は当院へ②
前回は「症状・原因編」についてご紹介しましたが、今回は「治療・予防編」になります❄
治療
・保湿:まずは保湿で乾燥を予防、改善します。当院では主に無香料、無着色、ステロイドフリーのヒルドイドなどの保湿剤を処方しています。身体に合う保湿剤が中々いらっしゃらない方はぜひ相談にいらして下さい♪
また保険外でスタッフ・患者様からも好評なグラファの「モイスチュアキープミルク」も取り扱いがございます★
ヒルドイドなどの保湿剤は1ヶ月に処方できる量が限られております。保険で処方される保湿剤では足らない方や外出先でも保湿剤を使用される方におすすめです。
アトピー性皮膚炎や赤ちゃんの肌にも使用できるので是非お試しください♪サンプルのご用意もございます!
・ステロイド薬:赤みや痒みがある場合は炎症を抑えるステロイド薬を使用します。外用が基本ですが、ひどいひび割れにはステロイドのテープ剤で治療することもあります。また、ジュクジュクと浸出液が出ているときはステロイドの外用に浸出液を吸収する外用薬を重ね塗りすることもあります。
・抗菌薬:ひび割れが悪化しパックリと割れた傷口には抗菌作用のある外用薬での治療もあります。
※処方された外用薬を付けて手や足がベタベタとして気になる方は、綿の手袋がオススメです。当院でも1セット(2枚1組)100円で販売しているので、症状や処方内容に応じてお買い求め下さい!
・内服:痒みが強い場合は抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤を内服して掻き壊しによる症状の悪化を防ぎます。
予防
・水仕事の際はゴム手袋を着用する
洗剤や水による刺激を防ぐため、水仕事をするときはゴム手袋を着用しましょう。
また水に濡れたらすぐにタオルでやさしく拭き取る習慣をつけましょう。
皮膚を濡れたままにしておくと、水分が蒸発するときに皮膚の水分まで一緒に蒸発してしまいかねません。吸水性のよいタオルを使って、ゴシゴシこすらず押さえるように水分を拭き取りましょう。
・保湿ケアをする
水分を拭き取った後は、保湿クリームなどの保湿剤でケアしましょう。洗面所やキッチンなど、手を洗う場所の近くに保湿クリームを常備しておくと、すぐに使えて便利です。
セラミド入りの保湿剤のほか、角化(皮膚が厚くなる)症状がある場合はビタミンA(レチノール)入りの保湿剤が処方されることもあります。密着してとれにくいワセリンは刺激が少なく、皮膚炎がある人にも向いています。
乾燥や角化症状だけなら、尿素配合のクリームも有効です。ただし、湿疹や傷につけると痛みやかゆみを生じる可能性があるので注意してください。また、ヘパリン類似物質やビタミンEが配合されたクリームやローションもおすすめです。
次回も予防についてご紹介いたします★
2019/12/24