寒い季節に水虫治療を②
前回に引き続き、今回は爪の水虫の治療についてご説明します。
当院では患者さま一人一人の症状に合わせ、外用薬や内服薬が治療に使用します。
多くは塗り薬のみでも治りますが、症状によっては飲み薬の治療が必要になることもあります。
水虫治療には外用薬の他に、内服薬に「ネイリンカプセル」や「ラミシール」という薬が使用されることがあり、この薬は爪水虫(爪白癬)に使用する抗菌薬です。
治療で使用される抗菌薬には白癬菌を殺す作用があります。
爪の表面に塗り、有効成分が白癬のいる爪の中まで浸透する外用薬に対し、内服薬であるネイリンカプセルは有効成分が血液により爪まで運ばれて、皮膚、および爪の内側から効果が発揮されます。
抗菌薬は白癬菌を殺す作用はありますが、一旦変色・変形した爪がもとに戻るわけではありません。
有効成分が効いてくると爪の成長に伴って、白癬菌に感染した爪が先端の方へと押し出され、健康な爪におきかわります。
根気強く治療を継続すれば治る病気なので、完治を目指して治療に取り組むことが大切です✨
爪水虫は放置しているいると、ご家族にうつってしまうことも…
ご症状にお心当たりのある方は、簡単に当院で水虫検査ができますのでまずはご来院ください♪(*^^*)
2020/01/15