虫刺されについて①
虫さされは多くの人が経験する身近な皮膚トラブル1つです。
8月に入り、当院でも虫さされでご来院される患者さまが増えてきました(>_<)
公園やお庭など、外だけではなく家のなかでも虫にさされる事があります。
身近な虫による原因が多いため予防が難しく、かゆみや痛みだけでなくかき壊してしまったり、なかなか治らないこともありますよね。
今回は虫さされの症状や対処法についてご説明いたします☆
●虫さされの症状は?
虫に刺されるとその虫の毒や唾液に含まれる成分が皮膚に注入されてアレルギー症状を起こします。
虫に刺されると刺された部位とその周辺に赤い発疹やかゆみ・腫れなどがあらわれ、痛みを伴うこともあります。
これらの症状には、刺されてすぐに反応が起こる「即時型反応」とゆっくり起こる「遅延型反応」があります。
またこの症状は年齢や体質、刺された部位や回数によって症状のあらわれ方に個人差がでます。
●虫さされの対処法
虫さされを予防するには、肌の露出を少なくしたり、虫除けスプレーなどを使用し、まずは虫を寄せ付けないことが大切です。
このような対策を行っても完全に虫さされ防ぐことは難しいため、もし虫さされに気付いた場合は患部を水で洗い流し、清潔を保ちましょう。
毛虫やハチに刺されたときは、皮膚に残っている毒針や毒毛を取り除きます。
毒針や毒毛を残したまま掻いてしまうとさらに皮膚にはいりこんで症状を悪化させる恐れがあります。その後、患部を冷やし掻いて炎症を広げないようにしましょう。