帯状疱疹知っていますか?②
前回に引き続き、帯状疱疹の治療について説明していきます♬
帯状疱疹の治療の基本は抗ヘルペスウイルス薬の内服を中心に行います。
薬を飲むことでウイルスの増殖を抑え、皮膚症状や痛みも和らげることで治るまでの期間を短くしていきます。
早期に内服を開始することで、痛みや後遺症を抑えることも期待できます。
抗ウイルス薬は、多少の個人差はありますが内服を開始してから効果が現れるまでおおよそ2日程度かかります。
すぐ効果が現れなかったとしても、薬の量を増やして飲んだり、中止しないようにしてください。
帯状疱疹は皮膚症状が治った後もぴりぴりとした痛みが継続することがあります。
これを“帯状疱疹後神経痛”といいます。
これは神経の炎症によって神経が傷つけられたことによって発生します。
鎮痛剤の内服で痛みがコントロール出来ない場合はペインクリニックなど専門機関での治療が必要となる場合があるため、痛みの経過は必ず診察で医師にお伝えください!
帯状疱疹後、数ヶ月に渡って痛みが残る方もいらっしゃいます。
つらい症状が続かないよう早期に治療していきましょう。
2021/05/17