花粉症の初期療法
毎年花粉症に悩まされ、原因も特定できているという方には、花粉の飛散前から治療をはじめる初期療法がお勧めです。症状を完全になくすことは難しいですが、症状が出る前に内服を開始することで
アレルギーへの過敏反応を抑制する
症状が出るのを遅らせる・軽くする
結果的にシーズンを通して内服する薬の量を減らせる
などの効果が期待できます。ただし、症状が落ち着いたからといって内服を中止してしまうと、薬の効果で抑制されていたアレルギー反応が出てきてしまいますので、シーズン中は医師の指示に従って治療を継続することが大切です。2~3週間前からの内服が効果的と言われていますので、原因となる花粉の飛散情報をチェックして、事前に医療機関を受診しましょう。
2015/01/14