花粉症の診察を行っています♪

今年も花粉症のシーズンが近づいてきました。

“花粉症”と聞くと、耳鼻科を受診すると思われている方が多いのではないでしょうか?

当院は皮膚科アレルギー科を標榜しており、花粉症などのアレルギーの診察も行っています。

 

花粉症の症状は人それぞれ異なります。

『眠くなりにくいお薬がほしい』

『運転可能な薬がほしい』

『1日1回だけの内服がいい』

『点鼻薬や点眼薬だけほしい』

などのご希望やライフスタイルに合わせたお薬を処方しています。

 

花粉症は、症状が出る前から治療をスタートする初期療法が効果的といわれています。

今年の関東地方の飛散量は昨年の1.8倍と予想されています。

つらい花粉シーズンを乗り切るために

少しでも気になる症状がある方は、早めに来院しご相談ください。

 

次回は、アレルギー検査についてご案内いたします♪

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2021/02/03

AGA治療薬が後発品へ変更になりました

12月より、AGA治療薬が後発品に変更になりました。

それに伴い、お値段もお求めやすくなりました。
プロペシア1mg 8,820円(28日分) → フィナステリド1mg 4,500円
ザガーロ0.5mg8,820円(30日分) → デュタステリド0.5mg6,800円

有効成分は先発品と同じものですので、安心してお使い頂けます。

☆AGA治療薬は肝臓で代謝されるお薬なので、まれに肝機能障害を起こすことがあります。
安心して服用していただくために、初回内服1ヶ月後に肝機能検査を実施しております。

それ以降は1年に1回肝機能の確認をさせていただきます。

健診結果や他院での採血結果がある方はご持参ください。健診等がない方は当院にて自費採血(2,000円)も行っております。

また、採血結果持参時に診察も行わせていただいております。診察時は別途診察代(再診料1,000円)頂戴いたします。

2020/12/18

AGA治療薬について

AGA(男性型脱毛症)とは、遺伝的・環境的な要素が関わる進行性の脱毛症、思春期以降の男性に発症します。

AGAは進行性のため、早めに治療していくことが重要です。AGAは皮膚科でも治療ができます。

AGAの治療には、内服や外用薬、自毛移植術などがありますが、当院では内服での治療を行っております。

この内服薬は、毛髪をつくる毛母細胞の働きを低下させる作用のあるジヒドロテストステロンという男性ホルモンを抑制させ、AGAの進行を抑えます。

 

当院では2種類のAGA治療薬を取り扱っております。

フィナステリド(先発品:プロペシア)

デュタステリド(先発品:ザガーロ)

Ⅱ型の5αリダクターゼの働きを阻害し、ジヒドロテストステロンの生成を抑制します。 Ⅰ型およびⅡ型の5αリダクターゼの働きを阻害し、ジヒドロテストステロンの生成を抑制します。プロペシアの1.6倍の効果があると言われています。

28日分 4,500円

30日分 6,800円

通常、内服開始から効果が現れるまでに3ヶ月~6ヶ月ほどかかります。ご自身の判断で服用を中止せず、医師の指示通り服用を継続していく必要があります。

また、内服を中止するとAGAが進行してしまうため、継続して飲み続けることが必要となります。

 

健康な頭皮と髪のために

●栄養バランスの良い食事

●洗髪方法の見直し

●禁煙

●ストレス解消

●十分な睡眠

頭皮や髪の健康には日々の生活習慣が重要となります。

 

2020/12/17

にきび治療について

ニキビについてのQ&A

Q1洗顔はたくさんした方がいいの?

⇒理想は朝・夜の2回です。
1日の洗顔は多ければいいわけではありません。
少ないと汚れや余分な皮脂を取り除くことができず、多いと肌の潤いに必要な油分までなくなってしまうので、乾燥や肌荒れの原因になります。

Q2肌が脂っぽいから、保湿は化粧水だけでOK?
⇒乳液やクリームも併用しましょう。
化粧水だけでは乾燥から肌を守れません。化粧水を塗布した後は肌からの水分蒸発を防ぐために、フタをしてくれる役目のある乳液やクリームも使用するのがおすすめです。
ニキビの症状や使うお薬によっては、保湿剤を処方する場合もありますので何を使ったらいいか分からない方は診察時にご相談ください。

Q3市販のスキンケアアイテムは何を選んだらいいの?
⇒選び方には注意が必要です。
ニキビのできにくい(ノンコメドジェニックタイプ)のものや低刺激タイプのものを選びましょう。

Q4ニキビって自分でつぶしてもいい?
⇒ニキビはつぶさないようにしましょう。
治療の一環でニキビの内容物を出すこともありますが、専門の知識・技術を持った医師が行います。
自己流でニキビをつぶしてしまうと、細菌感染や皮膚炎を招くこともあるためつぶさないようにしましょう。

Q5ニキビ治療はいつから始めればいいの?
⇒気になる症状があれば、早めに皮膚科医に相談を!
治療が遅れたり間違ったケアを続けると、悪化するだけでなく、ニキビ跡が残りやすくなってしまいます。

 

●日常生活での予防●

日常生活で予防をこころがけるだけでもニキビができにくくなります。
当院の患者さまの中にもニキビ治癒をしているのに治りが悪いとご相談される方がいらっしゃいます。

◎規則的な生活…
 十分な睡眠とバランスの良い食事をとりましょう。
◎毎日の洗顔…
 化粧なども必ず落としてから寝るようにしましょう。
◎清潔な寝具…
 枕カバーやベットのシーツは毎日たくさんの汗をかいて雑菌が繁殖しています。可能であれば1週間に1回は洗濯して清潔な環境にしましょう。

肌荒れやニキビでお悩みの方がいらっしゃいましたら、お気軽にご相談ください♪

 

2020/11/24

ニキビ治療について

11月に入り、だんだんと寒くなってきましたね。

肌の乾燥や季節の変化により肌荒れに悩まされている方も多いのではないでしょうか?

今年は長時間のマスク着用による肌荒れやニキビの悪化で、ご来院される患者さまも多くいらっしゃいます。
今回はニキビの治療内容と疑問についてご説明します。

●進行と原因●
〈原因〉
①男性ホルモンなどの影響により皮脂分泌が活発になること
②古い角質がつまるなどして毛穴がふさがること
③毛穴の中でニキビの原因菌(アクネ菌など)が増殖すること
④マスクによる摩擦、むれ、乾燥、繊維による刺激
などがあげられます。

〈進行〉
①ニキビの始まり(微小面ぽう)
ニキビは目に見えない小さな毛穴のつまりから始まります。

②角栓ができる(面ぽう)
さらに進行すると、目に見える白ニキビや黒ニキビができます。
ニキビの原因となるアクメ菌は皮脂を好み酸素を嫌うため
増えるのに好都合な環境となります。

③炎症が起こる(赤ニキビ)
毛穴に皮脂がたまり、ニキビの原因となるアクネ菌が増殖することで炎症が起こります。

④炎症が広がる(膿をもったニキビ)
ニキビの内容物が周囲の組織に広がり、炎症が悪化します。いわゆる黄ニキビです。
●治療について●
当院ではその方の症状に合わせて、ニキビの原因菌に作用する抗菌薬の内服や、毛穴のつまりをとる作用のある塗り薬や炎症やアクネ菌の増殖を抑える塗り薬で治療をしていきます。
また、自費商品としてニキビやニキビ跡に効果的なビタミンCローションや毛穴のつまりに作用するピーリングソープも取り扱っております。

 

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2020/11/17

秋の花粉症について

日本ではスギ花粉やヒノキ花粉の花粉症に悩まされている人が多いため、花粉症と言えば春と思われる方も多いかもしれません。でも実際には、初夏から秋にかけてイネ科やブタクサ属などの花粉が広い地域で飛散しており、花粉症は1年中注意が必要です。

 

【関東エリアの花粉カレンダー】

最もメジャーなスギやヒノキ科の花粉飛散量は2〜4月がピークです。関東では初夏にイネ科、秋からブタクサ属など草本植物の花粉が増加するので、一年を通して花粉症のリスクが高いエリアです。

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【秋はハウスダストも要注意】

花粉以外の秋のアレルゲンとして意外と知られていないのがハウスダストです。ハウスダストとは室内にたまるホコリ(室内塵)のことで、ダニの死骸やフン、カビなどが含まれています。
ダニは夏に繁殖しますが、秋になると一斉に死んでしまいます。このため、秋はダニの死骸やフンが増加・蓄積し、ハウスダストによるアレルギー性鼻炎が増えるのです。

 

【花粉症と風邪の違い】

花粉症の主な症状といえばくしゃみ・鼻水・鼻づまりですが、これらは風邪をひいた時にもよく見られる症状です。花粉症の場合、サラサラとした水っぽい鼻水なのに対し風邪の症状では粘り気のある鼻水のことが多いです。その他に微熱程度の熱が一週間以上続いたり、左右両方の鼻づまりに加えて目の痒みもある等といった症状は花粉症の可能性があります。

 

【花粉症の治療方法】

抗ヒスタミン薬、抗ロイコトリエン薬などの内服薬や点鼻薬、点眼薬、点眼ステロイド薬などを組み合わせて治療を行います。

これらの治療薬は

1:花粉症などアレルギーの病気の時に体内で増えているアレルギーの細胞を抑える

2:アレルギーの細胞から症状の原因となる物質(化学伝達物質)が放出されるのを制限する

3:ヒスタミン、ロイコトリエンなどの化学伝達物質が神経や血管に作用するのをブロックする

上記の作用によって花粉症の症状をやわらげようとするものです。

 

これらの薬剤を上手に使い分ければ、花粉が多い年でも5-6割の患者さんが大きな副作用もなく、花粉症の症状がほとんど出現せずに、花粉飛散の季節を過ごせることがわかっています。

 

【花粉症は早めの対策が肝心です】

花粉症の症状が出る前からお薬による花粉症の初期療法を始めていると、症状の発症を遅らせ、飛散シーズン中の症状をやわらげることができます。また、初期療法は早期に症状を改善させることもでき、結果として処方される全体のお薬の量を減らすこともできます。以前から花粉のアレルギーをお持ちの方も、花粉症の疑いがある方も早めの対策で辛いこの時期を少しでも和らげましょう。

 

【アレルギー検査について】

当院では採血による花粉症のアレルギー検査も行っており、受診日当日に採血が可能です。採血当日から1週間程度で結果をお伝えいたします。

当院でのアレルギー検査ご希望の方はお気軽にお問い合わせ、ご来院ください。

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2020/10/23

頻回な手洗い・消毒による手荒れについて

コロナウィルス感染防止に欠かせないせっけんや消毒液ですが、同時に頻回な手洗いや消毒で手荒れを引き起こしてしまうことがあります。

 

皮膚の一番表面には「角質層」という層があり、外的刺激から肌を守り肌の水分を保つ役割(バリア機能)を担います。

角質層は皮脂と汗が混じり合ってできている「皮脂膜」と水分を保持する「保湿因子」、角質層の細胞と細胞の隙間を埋める「角質細胞間脂質」などで構成されており、これらの要素が欠けると皮膚のバリア機能が低下します。

感染予防のためにこまめな手洗いや消毒をすることがとても大切ですが、アルコールなどが含まれる消毒液は、皮膚の脂分を奪ってしまいます。

 

手指の皮膚は皮脂を分泌する「皮脂膜」が少ないため、角質層を厚くすることでバリア機能を保っています。
石鹸での頻回な手洗いにより油分が洗い流されてしまったり、水分が不足した状態が続くと、手荒れや皮膚のひび割れを引き起こします。

 

感染対策の為の手洗い・消毒はとても重要です。もし、手洗いや消毒による乾燥や皮膚のカサカサが気になる時には保湿クリームを使用しましょう。
こまめに保湿を行うことで手荒れを防ぐことができます。
保湿クリームでは症状が改善されなかったり、症状が強く赤みやかゆみ、湿疹を伴ったり、皮膚がジュクジュクしている場合にはお早めに皮膚科をご受診ください。

 

当院では夜間の手荒れのケアに綿手袋や、小さなお子様やアトピー性皮膚炎の方でもお使いいただける保湿乳液もご用意しております。

気になる方はお気軽にスタッフまでお声かけください♪

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2020/09/29

マスク着用による肌トラブルについて

今年はコロナウィルス感染対策のため、どうしてもマスク着用の機会が増えていますよね。
マスクを長い時間着用するようになってから、肌トラブルに悩まされている方も多いのではないでしょうか?

 
マスク着用による肌トラブルにはニキビ・赤みやかゆみなどがあげられます。
それらの症状はマスク着用による摩擦と蒸れなどに原因があります。
マスクの着用時や着脱する際、肌には摩擦が生じ、その摩擦が肌への刺激となり、バリア機能の低下を引き起こします。
バリア機能が低下するとうるおいが保ちにくくなり、肌が乾燥しダメージを受けやすい状態となってしまいます。

 
またマスク着用時の蒸れも肌荒れの原因のひとつです。
呼気や汗によるマスクの蒸れは雑菌が繁殖しやすく、ニキビの原因となったり、汗そのものが刺激となってしまい皮膚炎を引き起こすこともあります。

 
◎対策
マスク着用時に蒸れを感じたら、ハンカチなどを肌に優しく押し当て、余分な水分を拭き取るなど蒸れないようにする工夫が必要です。

また顔のサイズと合わないマスクの着用は摩擦の原因ともなるため注意しましょう。
化学線維が使用されているマスクにアレルギー反応を起こしてしまう人は、天然素材を選んだり、マスクが直接肌に触れないようガーゼを挟むことも効果的です。

蒸れていると肌の乾燥を感じにくいかもしてませんが、マスクによる蒸れや摩擦により肌に備わっているバリア機能が低下し乾燥を引き起こしているため、しっかり保湿のケアをすることも大切です。
保湿効果のある乳液やクリームなどで乾燥から肌を守り、肌のバリア機能を整えましょう(^^)

 
マスク着用の機会が増え、当院にも肌トラブルで来院される患者さまが増えています。
来院時の予約は不要ですので、なかなか症状が改善されなかったり、悪化している場合にはお気軽にご来院ください♪

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2020/09/18

とびひについて②

□とびひの治療法
とびひには抗菌薬を使用し、細菌を退治する治療を行います。
かゆみが強い場合はかゆみを抑える治療薬もしようします。患部を掻いてしまうことで、症状が広がってしまう恐れもあるため、悪化する前に治療を開始するこが大切です✨

□日常生活で気を付けること
・患部をかいたり、いじったりしない
とびひは、患部を触った手を介して症状が体のあちこちに広がることがあります。
患部に触らないように注意し、引っ掻かないよう爪を短めに切るようにしましょう。

・皮膚を清潔を保つ
原因となる細菌を減らすため、皮膚を清潔に保つことが大切です。
患部はこすらず、石けんをよく泡立て、泡でていねいに洗い、その後はシャワーでよく洗い流しましょう。

・タオルや衣服は共有しない
タオルや衣類を介してとびひがうつることもあります。共用しないようにしましょう。

 

とびひは症状が広がる前に治療を行うことでより早く治すことができます。

ご症状にお心当たりのある方はお早めにご受診ください♪

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2020/08/25

とびひについて①

皮膚の一部にできたみずぶくれやただれが体のあちこちに広がってしまったという経験はありませんか?
それは「とびひ」という症状かもしれません。

「とびひ」の正式な病名は「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」といいます。

掻きむしった手をかいして、水疱などの症状が全身に広がる様子が火事の火の粉が飛び火することに似ているため、「とびひ」と呼ばれています。

とびひは虫刺されやあせもを掻いてしまったり、ケガでできた小さな傷に細菌が入りこみ、皮膚に感染することで発症します。

人にうつしてしまうこともあり、外からの刺激などから皮膚を守る働きをもつ皮膚のバリア機能が低下しているアトピー性皮膚炎の方はとびひにかかりやすいので注意が必要です。

□とびひの症状
とびひにはみずぶくれができる「水疱性膿痂疹」とかさぶたができる「痂皮性膿痂疹」 の2種類があります。

◎水疱性膿痂疹
*症状…水ぶくれができる→水ぶくれが破れ、皮膚がただれる
→乾燥し、かさぶたが剥がれて治癒
*できやすい部位…目、鼻、口の周りから症状が出始めることが多く、痒みを伴う
*季節…夏に多い
*年齢…7歳未満の乳幼児に多い

◎痂皮性膿痂疹
*症状…膿をもった水ぶくれ(膿疱)ができる→厚いかさぶたになる
→炎症が強く、リンパ節が腫れたり、発熱や喉の痛みを伴うこともある
*できやすい部位…全身
*季節・年齢→季節や年齢に関係なし

 

2020/08/18

お肌の主治医として、あらゆる世代の方が健やかな素肌を保ち・取り戻すお手伝いを。

お肌のトラブルから美容のお悩みまで、いつでもお気軽にご相談ください。

 さくら皮膚科スキンケアクリニック。ご予約・お問い合わせは03-3530-3001まで。
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